●昭和3年12月19日付
後藤静香→違星北斗 ローマ字綴り葉書
「違星様、あなたのこと、そしてあなたがたアイヌ民族のことを思いますたびに、私のこころをいためます。どうぞこのうへとも健康に気をつけ、大きい使命を果たしてください。あとから日記などをさしあげます。あなたの歌いつも涙で拝見致します。ここに十円お歳暮として入れます。
十二月十九日 静香」
●昭和3年12月28日付
後藤静香→古田謙二宛 封書
「違星兄の為に御心尽くし感謝に堪へません少しばかりのお見舞を送って置きました。同君をよく慰めて下さい」
●昭和3年(?)
後藤静香→古田謙二宛 絵葉書
「毎日違星兄の為に祈って居ります。電報為替で少しばかり送りました。同氏の事頼みます。